top of page

ドッグフードの重要性・手作り

ドッグフードの重要性・手作り

ここのところ、入荷待ちのサイクルが長くなってお客様へご迷惑を お掛けして申し訳なく思っております。

ロッキンフッシュの発売から1週間程度で届いていた商品が、3週間待ちの状態が

続いております。

弊社としても、入荷の対応を見直しする必要性がある時期です。

さて、お客様に商品を回すために我が家では、ほぼ手作りで賄っております。

毎日の作業ですので、手間がかかりスマックが恋しくなる事もありますが、手作り食と市販のフードの違いに驚く事も沢山です。

先ずは、食事の量です。体重の2.5%ー3.0%が一日の量と言われていますが、2.5%で与えていたら激ヤセとなりました。

3.0%で体重の維持ができる程度です。

我が家の1匹を例にしますと、1日480gです。

スマックの2.4倍の量が必要です。

480gの内、肉7:臓物1:軟骨:1:野菜1が基本食ですが、骨類はトラブルも多いので無脂肪ヨーグルトでカルシュウムを補っておりました。

肉の消費量は336g、臓物、軟骨を合わせると432g

1日の肉の消費量は人間以上です。

2日で鶏一羽を消費する事になります。

犬は肉食で、人間の食費より遥かに高いです。

当初は馬肉ベースで食事を作っていましたが、馬肉はカロリーも脂肪分も低く、同じ量を与えても、どんどん痩せていきます。馬肉ベースであれば、給食量を変える必要があります。今まで、馬肉が最高だろうと思っておりましたが、やはりバランスと考えなければダメですね。

現在は、鶏肉ベースです。

排便は、生食の場合1回です。驚くほど少なくなります。市販のドライフードとは比較にならないほど少なくなります。全く硬くありませんが、少し跡が残る程度で回収できます。ただ、日によって硬さも量も違いますので、体調の微妙な変化も読み取りやすです。

我々は、利便性を求めてきたため、そのような排便を見るとわずわらしく感じるかもしれませんが、それは不自然です。

生食の場合、人に対して衛生上のリスクは避けられないので、現在は調理する方向で与えております。鶏肉を湯搔き重量を計測したところ10%程度の減少がありましたので、肉の量を10%減らし与えたところ、排便は増え回数は2回となりました。硬さは、生食よりは硬く市販のフードよりは柔らかい状態です。

これは、加熱された事により消化率の差だと思われます。

胃に止まる時間が短くなり、排便回数が増えたものと考えられます。

排便の硬さは、食材に適度な水分が残っておりますので、硬くはなりません。

体調や外観はスマックとかわりませんが、1日を通して体重変化は手作りの方が

少ないような気がしました。

駆け出しの頃、化学畑を歩んできた私は、健康を作るのは食材では無く栄養素だと考えておりました。ざっくりとした意味はそうなのかもしれません。

しかし、生物学や統計学の結果から見ると、病気を防ぐためには、体の機能を使い切る必要があると今は考えています。

身体を作るには、栄養素だけを入れるのでは無く、胃の中で適切に止まり殺菌を行い、腸で食物から栄養素に分解し、食物からの水分も必要なだけ摂取し、栄養素をエネルギーに変換し、残ったものが排便。排便には適度な水分を残しているためスムーズに出る。

その一つが欠けても、生きぬためのエネルギーができず、結果免疫力が低下するのではないのでしょうか

自然の摂理にはきっと、人の化学など及んでいないのでしょう。

現在の犬の食事は、生物学とはかけ離れており、その中で評価をしているのは人間の奢りでしかないのでは。

少なくとも、生物学的な部分で近ずく必要はあるのではないのでしょうか。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page