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ドッグフードの重要性・何故グレインフリー

ドッグフードの重要性・何故グレインフリー

前回のブログで犬は炭水化物を分解できると示したのですが、それなのに何故グレインフリーであるべきか?何故グレインフリーである流れができているのか?

確かに炭水化物を分解できるのですが、所詮は主な栄養素にはなり得ないと言うことです。

現在まで、炭水化物を分解する場所が小腸の奥の一部の短い区間であると、そこまでは解明されている様子です。

視点を変えれば、その部分以外では分解吸収できないと言う事であり、大部分の臓器には負担がかかるとなります。

従って、犬が健康な身体を作るのは他の物となるわけですが、それは動物性タンパクであり、脂肪であり、適度の繊維と生命維持に欠かせない水なわけです。

炭水化物が分解できると言っても、根本的に雑食動物とは違いがあります。

多くの種類の炭水化物を分解できる訳ではありません。それどころか、現在の高GIのフードは、アレルギーリスクや軟便、最悪ガンの原因にもなってしまうためにグレインフリーが生物学的には正しいと称されるようになったのでしょう。

スエーデンのチームが遺伝子の解析で、犬は炭水化物を分解できると発表したら、ではそれで良いではと言う人達は沢山います。

しかし、それは犬の健康を保つと言うことにはそぐわないものです。もともと犬のルーツを調べるためのものの(論文を見て私の理解)一部であり、身体を作るための何かではありません。それに、高GIの糖尿病リスクも記載されているのですが、そこは争点にはなってはいません。

総合的に判断が必要であり、私自身はグレインフリーの方が犬には適していると考えています。

グレイフリーだから・・・

グレインフリーだからと言って全てが良い物でもありません。

例えば、原材料の『肉が8割』と称されるものも、そのうちの60%は水分です。

普通に考えれば、出来上がったドッグフードのタンパク質は15%にも満たない量になるはずです。

しかし、多くのグレインフリーは30%以上のタンパク質が表示されています。それを補うために豆などを第3成分に用いて、タンパク質の数値をあげてあります。コーングルテンなどは60%もの植物性タンパクに調整する事も可能です。

しかし、その植物性タンパク質は犬にとって有益なものではありません。

芋や豆は、製造工程やコストダウンには欠かせないのが現実です。

しかし、我々はわざわざ疾病しやすいものを与えつづけているのでは無いでしょうか?

それは、各々考えるべきです。

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